全国通訳案内士(英語)-合格への道(19)

さて、県庁についた。まだ2月の寒いある日。
 
普段来た事ないから、ネットの路線情報で、電車のルート、時間、乗り換え、料金等
調べて、やっとついた。はるばると。港の近くの県庁。りっぱな建物だ。
 
まずは、収入印紙を購入してと。これも5000円以上かかる。なんだかんだと
金がかかるな。ここか、おばちゃんがいる。
収入印紙ください。」
収入印紙ですか、収入証紙ですか?間違って買うと訂正できませんよ!」
「えっ? えーっと、書類には・・・・あっ! 収入証紙でした。」
「確かですか?!」
「あ、はい。ここに収入証紙って書いてありますです・・・・」
「はい、これね!」
 
こわいような親切なような。でも、いいか。なんかテレビゲームで
ちいさな敵をひとつひとつ苦労しながらやっつけて、クリアしていくような気分。
 
えっと、書類の受付は観光課のような。場所は、道路をはさんで、新しい庁舎の4階・・・
どう行くんだ?
 
ガードマンがいるから聞いてみようっと。
「こちらをまっすぐ行って、エレベーターで4階にあがって、連絡通路を渡った先にあります。」
「ありがとうございます。」
ほっ 普通の対応でよかった。
 
ここか。
「すみません。全国通訳案内士試験の登録に来ました。」
「あ、はい、予約してますか?」
「えっ? 予約いるんですか?」
「はい、ホームページに書いてありますよ。」
「あ、あのーすみません、予約してません。だめでしょうか?」
「ちょっと、まってください。」
・・・・・・・・
「今はたまたま他に予約が入っていないので、受け付けます。
この時期は結構込み合うので予約がないと受け付けないんですけど。」
「すみません。ありがとうございます。助かります。」
(ま、やってくれるならなんでもいい。とにかく平身低頭、お願いしよう。)
「身分証明書、写真、それから医師の診断書・・・・・・・」
・・・・・・・・
手続きじたいはものの10分とかからず終了。
「10日から2週間程度でライセンスがご自宅に郵送されます。お疲れさまでした。」
「ありがとうございました。」
 
ああ、なんとか無事登録すんだな。
・・・・・・・・
家に帰って、県庁のホームページを確認。
ほんとだ、予約するように書いてあった。
ごめんなさい。でも、言い訳させてもらうけど、もうちょっと太字とか赤字とかで
強調しておいてほしかった。いろいろかいてある文章のなかなんで見落とした。
悪いのは私です。わかってます。反省してます。でも、こちらにも一分の理が
あるとは思います・・・・・
 
・・・・・・
週末をはさんで、数日後・・・・・郵便受けを覗くと、
「あれ? 県庁から封筒が? もう来たの?
どれどれ、ほんとだ!来た!写真入りのライセンス証!」
 
ああ、ついに、ついに、なれました。全国通訳案内士。
とてもマイナーな資格ですが、国家試験です。一応「士業」です。
 
われながら、がんばった。独学だったので、モチベーションの維持がたいへんだったけど、
とりあえずやり遂げた感はある。
 
さあて、ちょっと息抜きに、映画でも見ようかな。
洋画だよね。英語聞き取れるかな?・・・・