全国通訳案内士(英語)ー合格への道(18)

2019年2月 まだまだ春は来ない、平成最後の冬・・・
 
医師の診断書、どこでもらえるんだろう・・・・
 
ネットでググったら、何年か前に通訳案内士の試験に合格した方のブログ見つけた。
どこか地方の方だったけど、やっぱりちょっと苦労してた。総合病院に行って
精神科の医者に書いていただいたそうだ。用紙は各都道府県のホームページ
からダウンロードできるから、それをもっていって医師の名前を書いてもらえば
いいらしい。料金が6000円ぐらいだったそうだ。もちろん保険適用外。
けっこうするなぁ~・・・・・
 
早速会社近くの精神科の医者をググって、電話してみた。
「かくかくしかじかで、お医者様の診断書をいただきたいんですけど・・・・」
「こちらではそのようなことはとりあつかっておりません。」
にべもないとはこのことか・・・・
ブログの方も診断書をかいて(正式にはサインして)くれるところをさがすのに苦労したって
書いてあったっけ。
 
しょうがない。家の近くでさがしてみるか。へー、こんなところに一件あった。
「かくかくしかじかで、お医者の診断書をいただきたいんですけど・・・・」
「何ておっしゃいました?なんていう試験ですか?」
「全国通訳案内士試験という試験です。」
「そういうのがあるのですか?」(やっぱり、マイナーな試験なんだ。)
「はい、その試験に受かって、ライセンスを発行してもらうためには、精神の異常が
ないことを証明していただく必要がありまして、用紙はあるんですが、正式なお医者様の
診断書が必要なんです。」(だんだん、必死になって説明してきた。)
「初めてなので先生と相談してから折り返します。」
「よろしくお願いします。」
・・・・・・・・・
待つことやく半日・・・・
「先生がお出しするということでした。つきましては2月X日の12時にお越しください。」
「えっ!そんな先ですか?(10日以上も先!)。時間もあさイチとか夕方おそくとかに
なりませんか?(会社行く前か会社帰りに行きたいのに・・・)」
「その日のその時間以外あいてません。」
「はあ、わかりました。では予約お願いします。料金はいかほどでしょうか?」
8640円です。」
「えっつ!!(絶句! たっかーい!)・・・・あ、あ、あ、はい、お、お願いします・・・・(かみっぺら一枚
なのに、でもこれないとライセンスもらえないし・・・」
・・・・・・・・
なーんかなー、なんだろなー、しょーがないのかなー・・・・
・・・・・・・・
会社の帰りに、ものはためしだ、自宅のある駅の駅ビルに入っている、XXXクリニックに寄ってみよう。
受付でダメ元で聞いてみた。ちょっとイケイケ風の受付の看護婦姿のお姉ちゃん。
「かくかくしかじかで、お医者様の診断書をいただきたいんですけど・・・・」
「いいですよ。」
「えっ!いいんですか?用紙はこれなんですけど。」
「はい、わかりました。どうぞ。」
「あの、予約とかは・・・」
「今日できますよ。お名前等こちらに記入してください」
「あ、あの、料金はおいくらでしょうか?」
「ちょっとおまちください。・・・・5400円です。」
「あっ、はい!わかりました。お願いします!」
イケイケ風の看護婦姿のお姉ちゃん、かわいく見えるよ!
・・・・・・
待つこと約1時間。
「どうぞお入りください」
問診2、3問。ものの3分とかかっていない。
「はい、結構です。」
「あ、ありがとうございました。」
・・・・・・・・
さらに待つこと訳30分。
「XXX様。診断書はこちらになります。5400円です。」
「はい、どうもありがとうございました。」
・・・・・・・・・・
次の日、先に予約した精神科医はもちろんキャンセルした。
ぼったくりだよ。もう。5400円だって、よーく考えたら高いだろうよ。
でも、ブログに書いてあった方よりはちょっと安く手にはいったし。
こういうたぐいの診断書は、もしかしたら
駅の雑居ビルのステーションクリニックのような、いろんな医者が
日替わりで来てるところのほうが、簡単に手にできるんじゃないかな?
 
さてさて、あとはいよいよ、届け出だ。
我が家は東京に限りなく近いけど、東京にあらず。県庁に行かなくてはならない。
これが、遠いんだ。会社を半休して、あさイチで出かけよう。