全国通訳案内士(英語)-合格への道(6)

梅雨空はいまだ続く・・・
 
う~ん一般常識問題・・・対策・・・どないしょ?
 
困ったときは原点にもどるか。原点? 過去問か。
ただ過去問やっても同じ問題はでないよね。歴史や地理は、同じような問題は出るけど・・・
 
いわゆる定番中の定番は、衆議院議席数とか。ま、知識問題として鉄板なものは
テキストでおさえるにしても、それでは目指す8割には届かない・・・
 
出題傾向をさぐるか。
過去問見てると、ここ数年は、必ずアニメの聖地とかここ一年ぐらいに流行ったものが一問
はでてるね。 あと、インバウンドの人数、トップ3の国とか。
 
アニメね。「君の名は」の主題歌を歌ったバンド名は昨年出ちゃった。ことしの話題のアニメ?
今年はやったものじゃなくても、なんか話題になったものない?
とか、ぼーっと考えながら、NHKのローカルニュースを見ていたら、江ノ電の鎌倉高校前の
踏切が映っていて、アジア系の旅行客がいっぱいやってきて、自撮り棒で写真撮ってた。
インスタの為。なぜ? 「スラムダンク」の聖地とか。 ふーん、外国の人は日本の、
いわゆる昔からの観光地のみならず、自分の好みで場所選んでくるのね。むしろ
最近は、ネットが普及したから、自分でググって、行先ピンポイントで来るみたい。
 
そうなのです。出たんですよ、スラムダンクの聖地! ピンポーン!
 
あと、結構役にたったのが池上彰さんの番組。これ最新の時事問題をわかりやすく
解説してくれてるので、一般常識問題にとっても役立った。
 
成人年齢が18歳に引き下げられたけど、18歳成人になっても、許されないものは?
答え:酒、たばこ、ギャンブル
再び、ピンポーン!出ました!
池上さんの7月のどっかの番組でやってて、イケメンのアイドルのあんちゃんが見事に
答えてて。なんとなく印象に残ってたら、でちゃった!
 
インバウンドの人数?これは観光庁の最新の観光白書が一番・・・なんだけど分厚い。
なんかない?とWebを見てたら、観光白書のエッセンスをパワーポイントでまとめた
のがあるじゃないの!10ページぐらい!字も大きい!ルーペなしでもよーく見える!
だーい好き!
 
これだよ、これ。だいたい観光白書は6月に最新のが出る。
8月の問題の作成は6月末からおそくとも7月のはじめに終わる。だって、印刷
しなきゃなんないし、内容チェックしなきゃなんないし。8月半ばの試験日に
間に合わない。
 
ということで、テキスト、観光白書のサマリー版、池上彰番組、の三種の神器
で、一般常識問題には対抗することになりました。
 
さあ、いよいよ、梅雨明け、夏本番。いざ!

全国通訳案内士(英語)ー合格への道(5)

2018年6月 梅雨本番。 うっとおしい日々・・・
 
通訳案内士の実務の勉強は、「全国通訳案内士試験 直前対策」植田一三著 しかやってこなかった。
とてもとても不安。だってこの年から初めて課せられる科目だから。なにがどう出るのやら・・・
 
と、思っていたら、よくよく試験の案内を読んだら、観光庁が「研修テキスト」を出して、
試験問題はそれに沿って出ると。 な・な・なんと。ばっかだなぁ~。ちゃんと試験の案内読めよ。
 
早速観光庁のホームページにアクセス、オン!
あったー! ダウンロード、ゴー!
ゲッ! 分厚い。こんなん全部読むのぉ~?
 
しっかたなく、つらつら眺めたら・・・ あれれ直前対策の本とかぶってる。ってか、
直前対策の本、このテキスト元に書いたの?よくまとまってるじゃん。
 
以外と恐れるに足らずかな?
 
そっかー! 初めて課される科目だから、変化球はないはず。 テキストどおりのすなおな
問題になるはず。難易度は易しめになる、はず・・・と、かってに楽観。
研修のテキストのみ目を通しておっこうっと。 ダメだったら? 来年もう一回かな。
 
結果的に、この読みは正しかった。
試験の難易度は一番易しかった。テキストのまんまでた。しかも細かいところはいっさい
出なかった。たぶん平均点は高かったはず。終わったあとのハロー通訳アカデミー
の自己採点アンケート見てたら、この科目はみーんな点数高かった。
 
きっと、今年からはちょっと難易度あがるかも・・・(受かっててよかったぁ~
 
それはそうと、一般常識、どうする? テキストないぞ・・・どうしよう・・・
 
梅雨空は、いまだつづく・・・

全国通訳案内士(英語)-合格への道(4)

五月雨を集めて早し最上川
 
梅雨のころになると、歴史と地理は過去問5年分を5周はしたな。
正解のみではなく、正解ではない選択肢についても、ひとつひとつ調べた。
今は、ありがたいことに、ネットでググれば詳しい解説も、写真も、ビデオもアップ
されていて、無料でお勉強できます。感謝、感謝。
 
このくらいになると、まあ、たぶん本番でも8割はとれるかな、という自信がうっすら出てくる。
8割でいいんだよ、8割で。100点取る必要ないし。だいたい過去問見てると、出題者が意地でも
100点はとらせねーぞ、というような、とてもとてもマニアックな問題が必ず含まれている。
捨てましょう、きっぱり!できるところだけ、慎重に、確実にとりましょう。
 
なんとなく、勝手に思ったのが、5割ぐらいの問題は、とっても簡単、常識問題でしょ、って
出題者が言ってるみたい。 2,3割の問題が、ちゃんと勉強したらとれるよね、って言ってる。
1,2割の問題が、これわっかるっかなぁ~、しってるかなぁ~って言ってるような。
 
でも、これで本当に大丈夫?って不安も出てきて・・・
ほかになにかテキストあるかな?って本屋にいったりしちゃう・・・
でも、あんまりないんだよね。これが。
ネットでググっても、限られてるんだよね。マイナーな資格だなぁ~ってつくづく・・・
 
しかーし、振り返ってみると、それでいいのです。へんに浮気していろいろ手をだすより、
ひとつのテキストをしゃぶりつくす。これでもかってやりこむ。結果そのほうが、知識が
定着して、本番でちゃーんと力がでる。
 
もうね、これ、さんざん、経験したのよ。TOEICとか英検の勉強で。あれこれ手だしても
効果ないって。一つのテキストやりこむほうがいいって。
この境地に達するのに、どれだけテキスト代かけたか。
やるんだよね~たいていみんな。わかっちゃいるけどやめられない。
 
さて、歴史、地理対策はいいとして、一般常識と通訳案内士の実務、どうする?
 
梅雨空は、時に晴れても、すぐに雨・・・・

全国通訳案内士(英語)ー合格への道(3)

ときは今雨が下しる五月かな。
 
過去問とテキストはそれなりにやっているけど、な~んか不安。もっと知識つめこまないと。
歴史の、仏像の名前覚えるのがむずい。
半跏思惟像・・・どっちか広隆寺の?どっちが中宮寺の?
いままで旅行に行っても国宝とか、すっごーい、と思っては見ていたが、
いざ、写真をみせられて、これは何?って聞かれても・・・
う~ん・・・・・・
 
おっ! 頭の形がちがう!
広隆寺の像の頭はたいらで広い。
中宮寺の像は髪の毛丸めて、ミッキーのようだ。
広隆寺だから「広い」。中宮寺だから中の字のようにお団子2つ。
失礼、でもこうでもしなきゃおぼえられない・・・
 
なんかいいサイトないの?
相変わらず情報がすくない。
 
そんな中で、いろいろと情報を惜しみなくだしてるのが、
ハロー通訳アカデミー
とにかく資料、テキスト無料公開。 ありがたい。
第一次邦文試験対策<特訓1800題>
これゲーム感覚で、隙間時間にできるので助かる。
ただ、内容古い。一般常識問題で、長野県の田中知事の脱ダム宣言って、
何年前の話? もうぜったいでないよ。
 
宣伝じゃないけど、何ももらってないけど、独学者にはありがたいサイトです。
 
でも、はたして、これだけで、天下をとれるのだろうか?
 

全国通訳案内士(英語)ー合格への道(2)

 2018年5月。 ♪いーらーかあ~の なあみいとおー くうもおのおなあみー♪

連休あけ。オフィス街の昼休みの本屋にて。
 
おっ、全国通訳案内士試験のテキスト新しいのはいってる。
相変わらず、数すっくな~い・・・
 
過去問は、これか。過去5年分。
ふんふん、う~ん、歴史、地理、一般常識、と今受けたら
5割ぐらいとれるかどうかってとこだな。
ということは、8月まで三か月とちょっと。
合格ラインが7割ぐらいらしいから三か月であと2割力をつけるか。
でも、7割目標にすると、あぶないから8割を目標にして・・・
 
やってみるか!英語免除の特典生かして。
通訳案内士の実務という新科目は、カオスだけど、
初年度は、むしろ難易度低いだろう。(ちょー楽観的、お気楽!)
 
No time like the present !
 
「ありがとうございました~」
全国通訳案内士試験 直前対策 「地理・歴史・一般常識・実務」
そして 過去問5年間 2冊購入。 5千円強の出費。
植田一三さんの本。
 
買ったからには、ちゃんとやれよ~! 投げ出すなよ!
 
かくして、全国通訳案内士試験、夏の陣に向け、苦闘の日々の幕開けであります。

全国通訳案内士(英語)-合格への道(1)

2018年の4月、八重桜の咲く東京近郊。 とある家のリビングルーム・・・

 
「あなた、英語の勉強進んでるの?」
「う~ん、停滞中。TOEIC950以降、伸び悩み。っていうか、TOEIC受け続けるの、ちょっと飽きた。」
「通訳ガイドの試験は? 英検1級持ってんだから、取ってみれば?」
「ガイド? 別に、やりたくないけど・・・」
「でも、英語の唯一の国家資格よ。」
「えっ?国家資格?国家試験なの?」
「そうみたい。スマホに書いてある。」
「どれどれ、あっ、ほんとだ。国家試験だ。」
 
そんなたわいのない話をして、買い物途中に本屋に寄った。
「ふ~ん、2018年から全国通訳案内士って名称に代わるのね。通訳ガイドじゃなくて。」
「参考書、問題集、少な~い。TOECI,TOFFLE,英検の十分の一もない。マイナーだな~・・・」
「一次試験が8月? クッソ暑い時じゃん。 二次試験が12月? えれー時間かかるな。」
「国家試験だから、もったいぶってのか?」
「英語は英検1級で免除?! オッケー、苦労して英検1級取った恩恵に初めてありつけそう。」
「科目は日本史、地理、一般常識、・・・え~っ 2018年から1科目増えるの?通訳案内士の実務?」
「去年までにとっときゃよかったな。うん? 過去問あったぞ。」
 
「日本史って言ったって、観光地にまつわる範囲だな。地理も日本の地理で観光地だな。」
「センター入試ほどの難易度はない。でも、あなどれない問題もある。」
「一般常識はクセものだ。どうやって勉強すんだ?」
「通訳案内士の実務なんてテキストあんのか?」
 
ちょっと腰が引けた、ある春の穏やかな日曜日でした。

 

全国通訳案内士(英語)-合格への道(始)

(Yahoo blogに書いてたけど、サービスが終了してしまうということなので、こちらにアップしておきます。)

 

全国通訳案内士試験(英語)に合格しました。パチパチ
 
英語関連の唯一の国家試験。ただ知名度は低い。でも国家試験。2月8日の官報にドーンと(小さく)名前が載った。
うれしかったねぇ~。自己満足?そうね。そうだね。でもね、合格証が送られてきて、やったねぇ~って感じ。
家族にも自慢しちゃった。(あんまり自慢する機会ないもんね。)
 
先週、県庁に登録しに行って、もう登録証が届いた。はやっ! ちっ、もっといい写真を届けりゃよかったよ。街中にある機械で撮っちゃった。写真屋さんで撮ってもらうんだったな。
 
と、
 
ちょっと約一年前からの勉強を振り返って、綴っておこうっと。いやなことはすぐに忘れて、いいことは残そう。もうそんなに長い人生じゃない。