全国通訳案内士(英語)-合格への道(了)

と、いうことで、ブログの最初にもどります。
 
1次、2次試験に合格し、無事登録も済み、うれしくてブログにこの1年間のことを
つらつら書きました。
 
やることやったという達成感、満足感
 
ただ、これは資格を取ったというだけで、この資格を活かしてこれからなにをするのか
というのが、本当は大事なんだよね。
 
通訳案内士としての資格は手にいれましたが、通訳案内士としてお仕事もらうのは、
これからが始まりで、むしろこれからのほうが大変らしい。
 
そりゃそうだよね。実際の現場は、2次試験のような10分間に限定されてるわけではない。
ありとあらゆる、予想もつかない質問や、問題に即座に対処しなくてはならない。
そもそも、ガイドとしての知識や下準備やら、大変らしい。
コストパフォーマンスはとても低いらしい。
いろんな国の人とのコミュニケーションが好きでないと勤まらないらしい。
 
正直、通訳案内士として、お仕事する自信は今、ないです。でもボランティアとか
少し気楽にできる立場なら、まずはやれそうかな。
 
年末(12月31日)にお年玉年賀状の街頭売り場で、白人の老夫婦が興味深そうに眺めていた。
英語で、「これは、今日出したら、明日、元旦に届くの?」なんてあたりの人に聞いていた。
あたりの人たち、英語わからず、スルー。
英語が耳に入ってきたので、
「いや、明日は無理です。たくさんの人が出すから、早くても3,4日はかかりますよ。」
すると、ご婦人のほうが、ニッコリ笑って。
「あら、そうなの。あまりにもたくさんの人が買っているから、何かしらと思ってね。」
「どちらからいらしたのですか?」
アリゾナよ。」
「ああ、アメリカのアリゾナ。遠いところようこそ。アリゾナは暑いイメージがあるから、
日本の今は寒くないですか?」
「いえ。確かにアリゾナは暑いんだけど、日本の冬は寒く感じないわ。昨日娘から
写真送ってきたけど、アリゾナでも雪が降ったの。見てちょうだい。(スマフォとりだす。)
ほら、すっかり真っ白。珍しいのよ。アリゾナで雪は。」
「わあ、ほんとだ、真っ白ですね。アリゾナって砂漠や荒野のイメージだけど。」
「そうね。都市以外はそんなかんじね。日本はバラエティーに富んでいて
面白いわ。このあいだまで京都にいたの。すばらしいわ。」
「ありがとうございます。どうぞ日本を楽しんでください。」
「ありがとう。ほんと面白いからいろいろみていくわ。」
するとテンガロンハットをがぶっていた旦那様も、
「ありがとう。話ができて楽しかったよ。」
「こちらこそ。よい御旅行を。」
 
ってなかんじで、なんか、ちょっと通訳案内士的なこと、即興でやっちゃった。
たぶん、試験勉強したおかげで、英語が耳に入ってきて、ためらわず
口から英語が出てきたんだな。
 
うん、やっぱり、いろんな国の人と話せるのは楽しい。
 
仕事にするかしないかは別として、英語でいろんな国の人と
気楽に話していこうっと!
 
(了)

全国通訳案内士(英語)-合格への道(19)

さて、県庁についた。まだ2月の寒いある日。
 
普段来た事ないから、ネットの路線情報で、電車のルート、時間、乗り換え、料金等
調べて、やっとついた。はるばると。港の近くの県庁。りっぱな建物だ。
 
まずは、収入印紙を購入してと。これも5000円以上かかる。なんだかんだと
金がかかるな。ここか、おばちゃんがいる。
収入印紙ください。」
収入印紙ですか、収入証紙ですか?間違って買うと訂正できませんよ!」
「えっ? えーっと、書類には・・・・あっ! 収入証紙でした。」
「確かですか?!」
「あ、はい。ここに収入証紙って書いてありますです・・・・」
「はい、これね!」
 
こわいような親切なような。でも、いいか。なんかテレビゲームで
ちいさな敵をひとつひとつ苦労しながらやっつけて、クリアしていくような気分。
 
えっと、書類の受付は観光課のような。場所は、道路をはさんで、新しい庁舎の4階・・・
どう行くんだ?
 
ガードマンがいるから聞いてみようっと。
「こちらをまっすぐ行って、エレベーターで4階にあがって、連絡通路を渡った先にあります。」
「ありがとうございます。」
ほっ 普通の対応でよかった。
 
ここか。
「すみません。全国通訳案内士試験の登録に来ました。」
「あ、はい、予約してますか?」
「えっ? 予約いるんですか?」
「はい、ホームページに書いてありますよ。」
「あ、あのーすみません、予約してません。だめでしょうか?」
「ちょっと、まってください。」
・・・・・・・・
「今はたまたま他に予約が入っていないので、受け付けます。
この時期は結構込み合うので予約がないと受け付けないんですけど。」
「すみません。ありがとうございます。助かります。」
(ま、やってくれるならなんでもいい。とにかく平身低頭、お願いしよう。)
「身分証明書、写真、それから医師の診断書・・・・・・・」
・・・・・・・・
手続きじたいはものの10分とかからず終了。
「10日から2週間程度でライセンスがご自宅に郵送されます。お疲れさまでした。」
「ありがとうございました。」
 
ああ、なんとか無事登録すんだな。
・・・・・・・・
家に帰って、県庁のホームページを確認。
ほんとだ、予約するように書いてあった。
ごめんなさい。でも、言い訳させてもらうけど、もうちょっと太字とか赤字とかで
強調しておいてほしかった。いろいろかいてある文章のなかなんで見落とした。
悪いのは私です。わかってます。反省してます。でも、こちらにも一分の理が
あるとは思います・・・・・
 
・・・・・・
週末をはさんで、数日後・・・・・郵便受けを覗くと、
「あれ? 県庁から封筒が? もう来たの?
どれどれ、ほんとだ!来た!写真入りのライセンス証!」
 
ああ、ついに、ついに、なれました。全国通訳案内士。
とてもマイナーな資格ですが、国家試験です。一応「士業」です。
 
われながら、がんばった。独学だったので、モチベーションの維持がたいへんだったけど、
とりあえずやり遂げた感はある。
 
さあて、ちょっと息抜きに、映画でも見ようかな。
洋画だよね。英語聞き取れるかな?・・・・

全国通訳案内士(英語)ー合格への道(18)

2019年2月 まだまだ春は来ない、平成最後の冬・・・
 
医師の診断書、どこでもらえるんだろう・・・・
 
ネットでググったら、何年か前に通訳案内士の試験に合格した方のブログ見つけた。
どこか地方の方だったけど、やっぱりちょっと苦労してた。総合病院に行って
精神科の医者に書いていただいたそうだ。用紙は各都道府県のホームページ
からダウンロードできるから、それをもっていって医師の名前を書いてもらえば
いいらしい。料金が6000円ぐらいだったそうだ。もちろん保険適用外。
けっこうするなぁ~・・・・・
 
早速会社近くの精神科の医者をググって、電話してみた。
「かくかくしかじかで、お医者様の診断書をいただきたいんですけど・・・・」
「こちらではそのようなことはとりあつかっておりません。」
にべもないとはこのことか・・・・
ブログの方も診断書をかいて(正式にはサインして)くれるところをさがすのに苦労したって
書いてあったっけ。
 
しょうがない。家の近くでさがしてみるか。へー、こんなところに一件あった。
「かくかくしかじかで、お医者の診断書をいただきたいんですけど・・・・」
「何ておっしゃいました?なんていう試験ですか?」
「全国通訳案内士試験という試験です。」
「そういうのがあるのですか?」(やっぱり、マイナーな試験なんだ。)
「はい、その試験に受かって、ライセンスを発行してもらうためには、精神の異常が
ないことを証明していただく必要がありまして、用紙はあるんですが、正式なお医者様の
診断書が必要なんです。」(だんだん、必死になって説明してきた。)
「初めてなので先生と相談してから折り返します。」
「よろしくお願いします。」
・・・・・・・・・
待つことやく半日・・・・
「先生がお出しするということでした。つきましては2月X日の12時にお越しください。」
「えっ!そんな先ですか?(10日以上も先!)。時間もあさイチとか夕方おそくとかに
なりませんか?(会社行く前か会社帰りに行きたいのに・・・)」
「その日のその時間以外あいてません。」
「はあ、わかりました。では予約お願いします。料金はいかほどでしょうか?」
8640円です。」
「えっつ!!(絶句! たっかーい!)・・・・あ、あ、あ、はい、お、お願いします・・・・(かみっぺら一枚
なのに、でもこれないとライセンスもらえないし・・・」
・・・・・・・・
なーんかなー、なんだろなー、しょーがないのかなー・・・・
・・・・・・・・
会社の帰りに、ものはためしだ、自宅のある駅の駅ビルに入っている、XXXクリニックに寄ってみよう。
受付でダメ元で聞いてみた。ちょっとイケイケ風の受付の看護婦姿のお姉ちゃん。
「かくかくしかじかで、お医者様の診断書をいただきたいんですけど・・・・」
「いいですよ。」
「えっ!いいんですか?用紙はこれなんですけど。」
「はい、わかりました。どうぞ。」
「あの、予約とかは・・・」
「今日できますよ。お名前等こちらに記入してください」
「あ、あの、料金はおいくらでしょうか?」
「ちょっとおまちください。・・・・5400円です。」
「あっ、はい!わかりました。お願いします!」
イケイケ風の看護婦姿のお姉ちゃん、かわいく見えるよ!
・・・・・・
待つこと約1時間。
「どうぞお入りください」
問診2、3問。ものの3分とかかっていない。
「はい、結構です。」
「あ、ありがとうございました。」
・・・・・・・・
さらに待つこと訳30分。
「XXX様。診断書はこちらになります。5400円です。」
「はい、どうもありがとうございました。」
・・・・・・・・・・
次の日、先に予約した精神科医はもちろんキャンセルした。
ぼったくりだよ。もう。5400円だって、よーく考えたら高いだろうよ。
でも、ブログに書いてあった方よりはちょっと安く手にはいったし。
こういうたぐいの診断書は、もしかしたら
駅の雑居ビルのステーションクリニックのような、いろんな医者が
日替わりで来てるところのほうが、簡単に手にできるんじゃないかな?
 
さてさて、あとはいよいよ、届け出だ。
我が家は東京に限りなく近いけど、東京にあらず。県庁に行かなくてはならない。
これが、遠いんだ。会社を半休して、あさイチで出かけよう。
 

全国通訳案内士(英語)ー合格への道(17)

2019年2月・・・・
 
寒い寒い日が続く。だけどおいらはルンルンルン♬♪(^^♪
 
2月8日に正式発表を官報で確認。
名前も載ってた。もちろんダウンロードして印刷。
家族にもみせちゃった。(*^▽^*)
 
わーい。そして土曜日の夕方、True Japan Schoolの祝賀会へ。
いっぱい来てる。お酒も食べ物もいっぱい。
2000円のセミナーにしか参加しなかったのに、無料でこんなのに
参加させていただいて、申し訳ないような・・・・でもうれしい。
 
知っている人は一人もいない。スクールに参加してた方々は
最初から楽しそうにご歓談。
 
そのうちお酒もてつだって、どーも、どーも、はじめまして、
なーんて知らない方々と話始めちゃった。
 
いやいや、一試験の選択肢の答えが2つってのは、意表をつかれましたなあ・・・
2次試験の緊張感ったら、たまんなかったすねえ・・・
えーそうですか。ハロー通訳アカデミーの祝賀会が昼間にあって、
祝賀会の掛け持ちなんですか。いやいや、それはそれは・・・わっはっは・・・
 
あ、理事長がいた。理事長、ありがとうございました。理事長のお話のおかけで
勇気をもって2次試験の面接にのぞめました。自分の得意分野に引き込む。
大切ですね。
 
あ、安河内先生、ありがとうございました。とにかく明るくポジティブなな話題
に終始しました。話続けました。おかげで自分のペースではなせました。
 
あーっと、中村先生は、いそがしそうだなあ・・・
 
そんなこんなで、最後は集合写真を撮って、楽しく、お開き。
 
あーこれで、私も全国通訳案内士(英語)になった・・・・・
 
とーんでもない! まだまだ。 大切なことがあった。
 
登録。登録しなくちゃいけないの。お住まいの都道府県にて
手続きをしなくちゃいけないの。 
 
さてさて、なにが必要なの?
え~、なにさ、これ。医師の診断書? 精神的な疾患がないことの証明?
どうやんの?
 

全国通訳案内士(英語)ー合格への道 (16)

2019年1月。 平成最後の正月があけた・・・・
 
♬もーいーくつねるとー、合格発表~♪
 
楽しみだな、受かっているよね、でも、ちょっぴり不安。
この目で合格発表見るまでは。
ここ数年、2次試験の合格率高いよね。
ことしは厳しいから50%ぐらいって予想があるけど。
 
でもね、国家試験だから、とにかく合格発表までが、長いの。
待たされるの。せっかちな私には、まちどおしい。
 
そうして、1月の下旬、Webで合格者の受験番号の発表があった。
 
ドキドキ・・・・
 
・・・・・
 
あ、あった、あった! やったねー!
 
それでも、番号だけで、名前がないので、なーんか、ちょっと不満で不安。
 
2月8日、官報で正式に番号と名前が出るって。それから合格通知が発送
されるって。 
 
あー目で見て、この手で触ってみたい、合格証!
 
そうそう、お世話になった、True Japan Schoolやハロー通訳アカデミー
に合格のご報告をしよっと。
 
・・・・・
 
合格の報告したら、なんと、祝賀会ご招待だって? 
土曜日? 時間的に夜しか行けないから、True Japan Schoolさん
のほうに行こうかな、無料だし。でも直前セミナーで2000円しか
払ってないのに、いいのかな?コースどれもとっていなかったけど・・・・
 
・・・・・
 
ご安心ください。True Japan Schoolさん、太っ腹! よ!大統領!
食事もお酒もいっぱいある立派な立食パーティーが用意されてます。
 
・・・・・
 
でも・・・
なんか、忘れてないか? これで終わりなのか?

全国通訳案内士(英語)ー合格への道(15)

運命の12月9日・・・・
 
やることはやった、・・・はず・・・
いや、やった、やったよ、と、朝、鏡に向かって気合をいれる。
もう一度、大切なことをチェーック!!!
 
True Japan Schoolのセミナーで言ってたこと。
面接試験は英語の試験ではない。なぜなら、1次試験を通った段階で英語の力はそれなりにある。
通訳案内士として適正があるかを見る。言わば、就職試験のようなもの
 
①明るく、笑顔で (ノックして部屋に入るとき、背筋伸ばして、にっこり笑ってハロー!)
②ポジティブな単語やフレーズで、日本がいかに素晴らしいか、をテーマに話す。
③自分の得意分野に、無理やりでもいいから、話を持ってくる。
④沈黙はダメ。なんとか話し続ける。
 
そして、この時期、学んだこともうひとつ。たとえ途中で失敗しても、あきらめない。リカバリ
が大事。これ、一見関係ないかもしれないが、フィギュアスケートで紀平さんが、ショートで
失敗したけどフリーで逆転して優勝した試合で、彼女のインタビューを聞いてて、いかに
リカバリーが大事か、学びました。16歳の女の子に教えられたことです。
 
試験開始。
 
いよいよ、その時。会場は渋谷の某女子大。りっぱな施設。我々は午後1時から。
みんな緊張してる。待合室で試験の注意を聞く。グループ分けが始まる。
トイレに行くのも、挙手して、係の案内つきで、グループ単位で連れていかれる。
すっげーチェック厳しいから、緊張感高まる。
 
試験官2人のうちの一人の日本人(女性)。
「どうぞ、おはいりください。」
コンコン。にっこりわらって、"Hello!! How are you!!"
外人の試験官(男性)と目が合った。彼もにっこり笑って"Hi !!"
(やった!! つかみはオッケー! こっちのペース、なぜか80%受かったような気がした。)
 
簡単な自己紹介と、質疑応答。(ジャブ程度。軽いね!)
 
いざ、プレゼン。お題は3つのうち一つを選ぶ。(1分間で話を組み立てる。)
 
終活
撒き水
 
終活はなし。暗い話題はダメ。瞬殺。明るくポジティブな話題へ
撒き水、食品サンプル、どちらも用意してなかった。どうしよう・・・
 
まてよ、「茶道」について練習した中で、撒き水をして客をおもてなしするってやったよね。
よーし、ちょっとでもかすっていれば、自分の分野に巻き込めばいい
そういえば、英検一級の2次のプレゼンで、散々環境問題の練習したっけ。
撒き水は電気も使わずエコだってな感じで、おもてなしプラスそっちに話を向けちゃえ。
 
2分間しゃべり続けました。われながら自分の少ない引き出しの中からひねり出しました。
もちろんアイコンタクトも忘れずに、2人の試験官の目を交互に見ながら、笑顔で。
 
女性の試験官がタイムキーパー。そろそろ時間よ、ってな感じで目で軽く教えてくれた。
 
質疑応答は、外人の男性の試験官(若い)。ほんとうにエコなの?温度下がるの?
なんて聞いてきた。本当だよ。涼しくなるんだよ。気化熱なんて単語わすれちまったけど、
水が蒸発して気温をさげるんだ、なんて、なんとか説明。 ま、だいじょうぶだろう。
 
次に、逐次通訳。
日本語の文章読まれる。メモとる。
日本の旅館について。(なんと、オーソドックスな話題。これはさんざん練習したお題。ラッキー!)
 
メモみながら、英訳。
終わった。 アッ!! しまった!! 一部抜かした。やっぺー!!
その時、リカバリーが大事、ってことがひらめいた!
"Sorry, I forgot one thing to mention. べらべら・・・"
と追加で、抜かしたところしゃべったら、女性の試験官がにっこり笑ってくれた。
よーし、ありがとう、紀平さん。
 
質疑応答。外人の試験官結構いやらしい質問してくる。
「魚が食べられないって伝えておいたのに夕食に魚が出るってきいた。
キャンセルしたい。どこかいいレストランあるか?
夕食代は返してもらえるか?」
ははーん、これが今年からの新しいやつね。実際のツアーでありうる
トラブルにたいして、どう答えるかってやつね。
「近くに安くておいしい居酒屋があるからそこはいかが?日本のビーフ
食べられる。比較的安いよ。日本酒もおいしい。いろんな料理選べるよ。
夕食代の返金については、保証はできないが、ネゴシエーションしましょう。」
ってな感じで、明るくにこやかに。(居酒屋についてはさんざん練習した。
日本酒、日本のビーフについてもね。)
 
退出するとき、
"Have a nice day!"
って女性の面接官が言ってくれた。
"Thank you, you too!!"
 
終わった、出し切った。満足感。 今の自分にできることはずべてやった。
 
2次試験の合格率は50%ぐらいが予想されてる。
もし、これで落ちてたら、しょうがない。ほかの皆様のレベルがすっげー高いって
こと。その時は、しょーがない、1年かけてレベルアップするしかない。
 
試験の順番が午後いちだったので、終わったあと、またされる、またされる。
でも、なーんか、満足感でいっぱい。温泉から上がってゆったりしている気分。
 
思えば、ずいぶん問題はオーソドックスだったな。ラッキー。
そうか、試験の型式が今年から変更になったから、問題じたいはオーソドックスに
なったんだ!コリアンダーとかインスタばえ、なんてんじゃなく、オーソドックスな
話題にして、いかに通訳案内士としての資質があるか、をみるようにしたんだ!
 
ありがとう、True Japan School。 あの11月のセミナーのおかげで、
自信をもってのぞめました。
 
さて、結果は、いかに。 思ったようになるのか・・・

全国通訳案内士(英語)-合格への道(14)

11月、残り一か月・・・・
 
ひたすらひたすら音読・・・・
不安だ。ただただ不安だ。どうしよう・・・
 
なにかいいアドバイスないかなあ・・・とググっていたら、
True Japan School2次試験対策直前セミナーを開催してる。
11月15日の午後、2時間2000円。ほおー、いってみっかな、ちょうど時間あいてるし。
なんか、いい話きけるかな?
 
ビンゴー!!! 大当たり!!!
 
このたった2時間のセミナー、よかったよー。たぶん2次試験、これのおかげで合格した。
 
まず、最初に、年配のおじさんがおもむろに登場。
あれれ、とおもっているうちに、話が始まった。
あとで聞いたら、この方理事長。どおりで、試験の裏話とかくわしいわけだ。
 
2次試験のやり方が、今年から変わった。プレゼンと逐次英訳の順番がかわった。
だから、あとになった逐次英訳の採点の重みが増すはず。
なーんてね。なーるほーどねェー。
それよりも勇気付けられたのが、理事長曰く、
”この後におよんでいろいろ話題をおぼえなくていい。”
明治維新、桜、富士山の3つで十分。”
”歴史的な話になれば、なんたって明治維新が日本にとって大事だ。”
世界遺産の話になれば、富士山。”
”観光名所なら富士山、桜で十分”
などど、まあ、びっくらこいたが、おもしろかった。
ようするに、話題をとにかく自分の得意分野に結び付ける、強引でいいから結びつける
自分の土俵で相撲をとるってことだ。
 
そーだよね。得意分野なら話ができる。不得意分野なら、沈黙、すなわち、即死。
 
つぎに、あらわれたちょと貫禄ある、でもすてきな安河内先生(女性です。)
おもしろすぎる。
”どうせたかだか2分間のプレゼンなんだから、中身なんてスカスカのペラペラでいいのよ”
”観光にくる外人むけなんだから、とにかく明るく、ポジティブに”
”Wonderful, Splendid, Beautiful などのポジティブな単語をいっぱいつかって
明るく話す”
”中身が薄くても、多少間違ってもいいの、コミュニケーションがとれるかどうか
のテストなんだから”
 
うんうん、ポジティブね。とにかく明るく
 
最後に登場した、美人でスタイルのいい中村先生。
私を合格させないで、誰を合格させるんですかっていう勢いが大事
”ドアを開けて入るときから、背筋を伸ばして、胸を張って、堂々と、
ハロー! How are you !」って入りましょう!”
 
かっこいい!
すばらしい!これだ、これやろう!
 
とにかく、なんだか急に行けそうな気になった。
 
その日から、姿勢をよくし、笑顔をつくって部屋に入る練習、イメージトレーニング開始。
音読は続ける。新しいものはやらない。むしろ、話題を絞っていく。
逐次英訳では、とにかく明るくポジティブに。
 
それだけかんがえて、練習しました。いける、いける、自信がわいてきた!